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信念と状態遷移を確率的に扱う合理的エージェント向け論理
新出 尚之 高田 司郎
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J98-D
No.6
pp.936-947 発行日: 2015/06/01 早期公開日: 2015/03/05 Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2014SWP0022 論文種別: 特集論文 (ソフトウェアエージェントとその応用論文特集) 専門分野: 理論 キーワード: 合理的エージェント, BDI, 確率, 論理,
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あらまし:
合理的エージェントのモデルであるBDIモデルでは,時相論理体系BDI logicによってエージェントの振る舞いの形式的記述が行える.我々はこれを拡張し,強化学習との結合などを形式化するために必要となる確率的状態遷移の記述を可能にした時相論理体系TOMATOesを提案した.しかしTOMATOesでは,状態遷移を表す時相オペレータは確率的に扱えるが,確率的な信念は扱えなかった.一方,実際のエージェントでは確率的な信念を扱うことが必要な応用も多い.そこで,信念と状態遷移をともに確率的に扱える論理モデルが必要となるが,同時にそれは,合理的エージェントに要請される心的状態の整合性も扱えることをも要請される.本論文ではそのような論理モデルとして,TOMATOesに確率的信念オペレータを導入して拡張した論理体系B-TOMATOesを提案し,また,確率的な信念を用いたエージェントの行為決定の記述例について述べる.
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