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音声の線形予測残差の尖度に基づく近接/遠隔話者の判別
林田 亘平 中山 雅人 西浦 敬信 山下 洋一 堀内 俊治 加藤 恒夫
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J98-A
No.2
pp.190-199 発行日: 2015/02/01 Online ISSN: 1881-0195
DOI: 論文種別: 特集論文 (電子情報通信分野における萌芽的研究論文小特集) 専門分野: 音源同定 キーワード: 近接/遠隔話者判別, 単一マイクロホン, 線形予測残差, 尖度,
本文: PDF(1.3MB)>>
あらまし:
マイクロホンで受音した信号からユーザの発した所望の音声と非ユーザの発した不要な音声とを判別することは,有用な音声インタフェースやテレビ会議システムを実現する上で重要になる.そのための従来法として,所望の話者は不要な話者よりもマイクロホンの近くに存在すると仮定し,単一のマイクロホンで受音した音声に含まれる残響のパワーを推定し近接話者による発話かを判別することで,所望/不要音声を判別する方法があるが,数千次の線形予測分析が必要であるため計算量が大きい問題がある.そこで本研究では,10次程度の線形予測分析から計算できる音声の線形予測残差の尖度を用いて,音声に含まれる残響の影響を評価することで,近接/遠隔話者を判別する方法を提案する.評価実験の結果から,提案法は一般的な残響環境において1000〜2000 mmを境界とした場合に,近接話者と遠隔話者とを従来法よりも約11%誤りの少ない約10%の等誤り率で判別でき,更に計算時間を従来法よりも約99.3%低減し,実時間処理可能であることを確認した.
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