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多次元空間問題における商品属性の関係理解と商品選定の支援
沢田石 祐弥 原田 智広 佐藤 寛之 服部 聖彦 髙玉 圭樹 山口 智浩
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J97-A
No.6
pp.482-491 発行日: 2014/06/01 Online ISSN: 1881-0195
DOI: 論文種別: 特集論文 (人とエージェントのインタラクション論文特集) 専門分野: 理解とインタラクション キーワード: 多次元空間問題, 理解支援システム, インタラクティブシステム, トレードオフ関係,
本文: PDF(1.3MB)>>
あらまし:
本研究では,多目的最適化手法で広く用いられる被支配関係による順位付けと効果的な解候補の削減によって多次元空間の関係性理解を促す手法を提案し,被験者実験を通して提案手法の有効性を検証することを目的とする.その目的達成に向け,宇宙探査ローバ用のモータ選定問題を取り上げ,被験者実験を実施したところ,次の知見を得た.具体的には,(i)パレートフロント法は学習支援も検索支援も困難なこと,(ii)平均フロント法は平均的に優れた解候補を提示するため,平均から外れた学習支援は困難であるが,平均的な解を多く含む簡単な問題の検索支援に対しては有効なこと,(iii)混雑距離法は空間全体の解候補を提示するため,大まか学習支援と大まかな検索支援が可能であること,(iv)ノルムフロント法はノルムの差異から細かな学習を可能とし,ノルムの差異で理解可能な問題であれば検索支援も十分可能であることを示した.
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