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空間相関行列の固有値分布に着目した音源別距離推定
丹羽 健太 江崎 知 日岡 裕輔 西野 隆典 武田 一哉
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J97-A
No.2
pp.68-76 発行日: 2014/02/01 Online ISSN: 1881-0195
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 特集論文 (学生論文特集) 専門分野: 電気音響,音響一般 キーワード: マイクロホンアレイ, 伝達特性, 反射, 空間相関行列, 周波数領域ICA,
本文: PDF(1MB)>>
あらまし:
小型マイクロホンアレイで収録した信号を解析して,複数の音源とアレイ間の距離(音源距離)を推定する技術を提案する.残響環境下で観測した信号には,音源からの直接音だけでなく,壁や床で反射した音が混在する.反射音の到来方向,時間は各音源の位置に応じて変化するため,観測信号に含まれる反射音を利用して音源距離を推定できると考えられる.提案法では,周波数領域ICAに基づいて,各音源とアレイ間の空間特性を保持するように分離信号を生成する.分離信号から算出される空間相関行列の固有値分布を解析することで,各音源から到来する直接音や反射音といった空間特性を表す手がかりを得る.あらかじめ音源距離ごとに学習した固有値分布と比較することで,各音源までの距離を推定した.残響時間300 msecの環境下で二つの音源を用いて収録した信号を解析したところ,90 %を超える精度で音源距離を推定できることを確認した.
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