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スパイク列から瞬時平均発火時系列への変換を用いたニューロンへの入力情報の再構成
黒田 佳織 島田 裕 鈴木 麻衣 池口 徹
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J94-A
No.2
pp.64-72 発行日: 2011/02/01 Online ISSN: 1881-0195
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 特集論文 (電子情報通信における萌芽的研究論文小特集) 専門分野: 非線形問題 キーワード: ニューロン, スパイク列, カーネル密度推定, 相互情報量, アトラクタ再構成,
本文: PDF(1.7MB)>>
あらまし:
本論文では,ニューロンへの入力情報再構成問題に対する新たな手法として,ニューロンから生成されたスパイク列を瞬時平均発火率の時系列に変換する手法を提案する.具体的には,カーネル関数を用いた瞬時平均発火率の推定に基づく手法である.その際,カーネル関数のバンド幅を最適設定するために二つの手法を導入した.第1の手法はShimazakiらによって提案されたカーネルバンド幅最適化法の応用である.第2の手法は,カオス時系列解析において用いられるアトラクタ再構成での時間遅れ値設定法の応用である.ニューロンに対する入力時系列と二つのバンド幅設定法により変換された再構成時系列の比較実験を行った.入力時系列には,数理モデルにより作成した周期時系列,準周期時系列,カオス時系列と日本語母音「あ」の発音時系列を用いている.相互相関係数を用いて提案手法の性能を評価した結果,導入した最適バンド幅の設定法によりカーネル関数のバンド幅を定めることで,ニューロンに対する入力情報を再構成できることが示された.
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