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重回帰分析に基づく頭部伝達関数の推定
西野 隆典 中井 勇祐 武田 一哉 板倉 文忠
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J84-A
No.3
pp.260-268 発行日: 2001/03/01 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 論文 専門分野: 電気音響,音響一般 キーワード: 頭部伝達関数, 頭部・耳介形状, 重回帰分析, 主成分分析, スペクトルひずみ,
本文: PDF(813.4KB)>>
あらまし:
ヘッドホン受聴による立体音場呈示では,頭部伝達関数(HRTF)を用いることで,音源定位が可能となる.しかし,HRTFは音源方位及び被験者の頭部・耳介等の形状に依存した特性関数であるため,すべての方位及び被験者について測定するのは現実的ではない.本論文では,HRTFが頭部・耳介といった物理的形状に依存した特性関数であることに着目し,重回帰分析を用いてHRTFと物理的形状との関係を調査し,HRTFの推定を行った.実験結果から,1 kHzから8 kHzの帯域のHRTFを合成した場合に,78標本の全方位(72方位)の平均でスペクトルひずみは3.3 dBとなった.また,各身体的特徴量がHRTFの主成分に及ぼす寄与率を求めたところ,水平面上のHRTFに対しては,両耳間距離や頭囲が寄与することが確かめられた.
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