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単一移動観測プラットホームによるFOA測位の測位誤差理論式及び評価
網嶋 武
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J106-B
No.2
pp.88-100 発行日: 2023/02/01 早期公開日: 2022/10/06 Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2022JBP3024 論文種別: 論文 専門分野: 計測,探査 キーワード: 到来周波数, 測位, 軌道誤差, 移動観測プラットホーム,
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あらまし:
本論文では,一機の移動観測プラットホームにより,地上に存在する未知の電波源からの電波の到来周波数Frequency Of Arrival (FOA)を複数回観測することにより,未知電波源の位置を標定する方式の解析を行う.特に,移動観測プラットホームの位置及び速度誤差を測位誤差理論式に導入し,モンテカルロシミュレーションを行うことなく,これの誤差が測位精度に与える影響を解析する理論式を提案する.そして,デフォルト条件では,位置誤差10m及び速度誤差0.1m/s当たり,それぞれ約6.857m及び4.094mの測位誤差を生じることを示す.次に,測位誤差と未知電波源からの送信周波数の関係を明らかにする.この結果,測位誤差の一因である熱雑音に起因するFOA観測誤差が測位誤差に及ぼす影響は送信周波数の増加とともに減少することを示す.一方,移動観測プラットホームの位置及び速度誤差が測位誤差に及ぼす影響は送信周波数に依存しないことを示す.よって,これらの3誤差要因を与えた場合,測位誤差は送信周波数の増加とともに減少することを示す.
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