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Transformerエンコーダを用いたアクセント辞書参照によるL2英単語発声の自動韻律評価
鈴木 優 加藤 恒夫 田村 晃裕
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J105-D
No.11
pp.700-708 発行日: 2022/11/01 早期公開日: 2022/07/04 Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2021JDP7062 論文種別: 論文 専門分野: 音声,聴覚 キーワード: 自動韻律評価, Transformer, 第二言語音声, 深層学習, 英単語発声,
本文: PDF(2.8MB)>>
あらまし:
第二言語学習者による単語発声の自動韻律評価のために,母語話者発声の韻律特徴量をTransformerエンコーダにより推定し,推定した特徴量を基準として学習者発声の特徴量との差分から韻律評価を行う手法を提案する.単語や短文の読み上げ発声の韻律評価は同一内容の母語話者発声と比較するのが基本であるが,あらかじめ母語話者発声を集めておく必要がある.提案手法では,まず任意の英単語について音素系列とアクセント情報をもとにTransformerエンコーダにより母語話者発声の音素継続時間長,F0,インテンシティに関する特徴量を推定する.次に,推定した特徴量を基準に学習者発声の特徴量との差分から英語母語話者による主観評価値を推定する.日本人大学生による多音節英単語の発声で評価した結果,5段階の主観評価値との相関係数は決定木学習に基づく従来手法を大きく上回り,2名の英語母語話者による主観評価値同士の相関係数も上回った.また,韻律特徴量として音素継続時間長とインテンシティは有効であったが,F0は導入により主観評価値との相関係数が却って低下し,多様なF0パターンを考慮する必要性を示唆する結果が示された.
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