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人工市場を用いたレバレッジドETFがザラ場市場に与える影響分析
丸山 隼矢 水田 孝信 八木 勲
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J103-D
No.11
pp.755-763 発行日: 2020/11/01 早期公開日: 2020/07/06 Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2019SGP0002 論文種別: 特集論文 (ソフトウェアエージェントとその応用論文特集) 専門分野: マルチエージェントシミュレーション キーワード: 人工市場, マルチエージェントシミュレーション, レバレッジドETF, 金融市場,
本文: PDF(1.5MB)>>
あらまし:
レバレッジドETFとは,日々のリターンが原資産や原指数(例えば,日経平均やTOPIXなど)の価格の変動率に一定の倍数を乗じた値動きをするETFのことを指す.レバレッジドETFは,レバレッジ率を維持する(保有する原資産の純資産総額を,レバレッジドETFの純資産総額の決められた倍数に維持する)よう,原資産の価格が上昇すれば原資産を買い,反対に下落した際は原資産を売るというリバランス取引を日々行わなければならない.そのため,これらの売買が原因で原資産の価格を不安定にさせているのではないかと言われている.これまでに,人工市場を用いた研究によってレバレッジドETFが板寄せ方式の原資産市場の価格形成に影響を与えることが知られているが,ザラ場方式の市場は未調査のままである.そこで本研究では,ザラ場方式の原資産市場においてレバレッジドETFが価格形成に与える影響を調査した.その結果,レバレッジドETFのリバランス取引の最低注文数が小さいほど市場の価格形成に与える影響が大きいことを確認した.
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