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高速スイッチング電源及び電力パケット技術を適用した4輪ローバー
新井 浩志 松田 拓哉 高井 英貴 中山 健太郎 佐藤 宣夫
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J103-B
No.12
pp.626-633 発行日: 2020/12/01 早期公開日: 2020/08/04 Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2020JBP3016 論文種別: 論文 専門分野: 電子通信エネルギー キーワード: 電力パケット伝送, リチウムイオン電池, ワイドバンドギャップ半導体, 高速スイッチング電源,
本文: PDF(4.5MB)>>
あらまし:
近年は移動型ロボットが広く利用されるようになってきている.そのようなロボットでは複数の電力消費箇所をもっており,最適に電力を分配・供給するための単純で柔軟な電力配送が求められる.我々は4輪ローバーを例として,電力パケット技術を用いた電力配送方式を検証した.本研究で提案するローバーでは,四つの車輪が独立したモータで駆動されており,それぞれのモータに供給される電力量に応じて,直進またはカーブを描きながら移動する.各モータへの供給電力を制御するために電力パケット技術を用いた.また,ローバーの独立電源での動作を可能とするために,高速スイッチング電源回路を設計した.この回路には,フライバックコンバータ方式を採用し,スイッチング周波数を2.1 MHzに設定・動作させることで,リチウムイオン電池の出力電圧を,電力パケット伝送に適した12 Vに昇圧している.更に,電力パケットの送信回路と受信回路を,マイコンとMOSFETスイッチで構成した.本提案手法により,電力パケット技術を用いたローバーにおいて柔軟な電力配送とそれによる移動制御が可能であることを実証した.
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