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SNSを用いた言語表現パターン分析による降雨強度レベル推定手法
佐野 仁美 伊藤 正彦 生駒 栄司 喜連川 優 小口 正人
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J102-D
No.9
pp.585-596 発行日: 2019/09/01 早期公開日: 2019/05/22 Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2019JDP7010 論文種別: 論文 専門分野: データ工学,Web情報システム キーワード: Twitter, SNS, XRAIN, 防災, 降雨情報,
本文: PDF(1.5MB)>>
あらまし:
近年,国内では局地的降雨の事象が多く発生し,気象への関心が高まっている.こうした気象状況は物理的観測情報のほか,投稿情報の集合知から得る試みもある.投稿情報による表示は,現状,「晴れ・くもり・雨」等の天気区分で表すのが主流だが,降雨の程度(降雨強度)が把握可能となれば,防災上の観点から有用な情報を得ることができる.そこで本研究では,言語表現から降雨強度の推定を行う手法を提案する.本研究では,代表的なSNSの一つであるTwitterの発信情報と国内で最も高解像度な観測情報であるXRAINとの数値的相関を解析し,言語表現と降雨強度の相関及び降雨強度の季節的変動の特徴を検出し,言語表現パターンと季節(月)を組み合わせた推定モデルを構築した.そして,本モデルを実際のTwitter情報に適用した結果,推定値はXRAINの実績と年間平均87%以上で一致し,本提案手法が言語表現から物理情報相当値を推定する手法の一つとして有用であることを示した.本論文では本提案手法と解析結果を紹介する.
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