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複数人による双方向の対面行動を計量する頭部装着型デバイス
蜂須 拓 潘 雅冬 松田 壮一郎 バティスト ブロー 鈴木 健嗣
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J101-D
No.2
pp.320-329 発行日: 2018/02/01 早期公開日: 2017/11/06 Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2017HAP0015 論文種別: 特集論文 (ヒューマンコミュニケーション〜伸縮自在のコミュニケーション〜論文特集) 専門分野: ヒューマンコミュニケーション基礎 キーワード: 赤外線通信, 対面行動, 装着型デバイス,
本文: FreePDF(2.7MB)
あらまし:
本論文では,複数人による双方向の対面行動を計量し,実時間で顕在化する頭部装着型デバイスの開発について述べる.まず,対面を二者の顔がそれぞれの頭部方向より±20度以内に位置する状態と定義し,複数人間の相対的な頭部方向より対面行動を計量する頭部装着型デバイスの実装について述べる.本デバイスは頭部方向と光軸を一致させた赤外線通信モジュールを用いて他デバイスとの通信の確立状態により対面行動を計量する.また,発光による計量結果の実時間提示,Android端末との連動による対面状態の開始時刻,継続時間,対面相手の記録が可能である.次に,我々は他者の顔を見ているときの被験者の眼球・頭部協調運動を解析し,定義した対面の妥当性を検証する.そして,実験室実験より開発したデバイスの性能を評価する.実験結果より,本デバイスの対面検知閾は約±20度,応答時間は約330ミリ秒であることが確認された.また,本デバイスとビデオ観察者による対面行動計量を比較したところ統計的に高い一致が示された.
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