時空間視差曲面モデルを用いたステレオ動画像における視差推定

中野 広基  杉村 大輔  浜本 隆之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J99-D    No.9    pp.836-847
発行日: 2016/09/01
早期公開日: 2016/06/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2016IEP0006
論文種別: 特集論文 (画像符号化・映像メディア処理論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
ステレオマッチング,  ステレオ動画像,  視差推定,  時空間視差曲面モデル,  PatchMatch法,  

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あらまし: 
本論文では,ステレオ動画像における視差推定手法を提案する.ステレオ動画像において,被写体の動きや撮影するカメラの動きに伴い,視差量は時間的に変化する.特に,被写体の回転運動や,カメラのパン運動などといった複雑な動きに起因する視差の時間変化がある場合,従来手法による視差推定精度は低下する.このような問題に対処するために,本論文では時空間視差曲面モデルを提案する.時空間視差曲面モデルは,動画像におけるステレオマッチングのための時空間ウインドウの位置,形状を視差変化に応じて適切に変化させることができる.そのため,従来手法では対処が難しかった複雑な視差の時間変化が起こる場合においても,高精度な視差推定を可能とする.CG動画像を用いた実験により,提案手法の有効性を確認した.