ワークフロー表現を用いたレシピの典型性評価と典型的なレシピの生成

山肩 洋子  今堀 慎治  森 信介  田中 克己  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J99-D   No.4   pp.378-391
発行日: 2016/04/01
早期公開日: 2016/01/06
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2015DEP0007
論文種別: 特集論文 (データ工学と情報マネジメント論文特集)
専門分野: レシピ情報
キーワード: 
レシピ検索,  手順要約,  手順特徴抽出,  フローグラフ,  編集距離,  

本文: PDF(931.8KB)>>
論文を購入




あらまし: 
本研究では,料理名によりレシピを検索した結果得られた上位数件のレシピについて,それらのレシピ集合における各レシピの調理手順の典型性を評価するのと同時に,典型的な調理手順を生成する手法を提案する.レシピの調理手順文書は,我々が開発した手法を含む既存手法を活用することで,あらかじめ食材が葉,加工が節点,料理の完成品が根である無順序木に変換されているものと想定する.本研究ではまず,二つのレシピ間の類似度は,それらのツリーの間の編集距離により評価できると考え,2段階の処理により無順序木間の編集距離を算出するアルゴリズムを提案し,更にレシピに適応した編集コストを設定した.次に,集合内におけるあるレシピの典型性は,そのレシピのそれ以外のレシピに対する編集距離の平均により評価できることを示した.最後に,集合内のレシピから,それらよりもより典型的なレシピを生成する手法を提案した.