文節単位の階段状ベースラインを有する日本語リーダーの可読性

小林 潤平  関口 隆  新堀 英二  川嶋 稔夫  
(2014年度HCGシンポジウム推薦論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J99-D   No.1   pp.13-22
発行日: 2016/01/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2015HAT0001
論文種別: 特集論文 (ヒューマンコミュニケーション〜ヒト・モノ・トコロを紡ぐ豊かな情報を発信するICT〜論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
電子書籍,  読書インタフェース,  文字レイアウト,  読み速度,  眼球運動,  

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あらまし: 
日本語の読み効率向上を目的に,文節ごとに文字ベースラインを階段状に下げながら文章をレイアウトする電子リーダーを開発し,その効果を読み速度や眼球運動の点から詳しく調査した.文字ベースラインを階段状に配置したレイアウトでは,直線状に配置した標準的なレイアウトよりも,最大で約11 %速く読めることがわかった.読み速度の向上は停留数の減少によってもたらされており,逆行数の減少と順行サッカード長の伸長が主な原因であることがわかった.