任意送信信号を用いたMIMOシステム用キャリブレーション法

満井 勉  西森 健太郎  平栗 健史  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J99-B    No.9    pp.763-771
発行日: 2016/09/01
早期公開日: 2016/06/02
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2016APP0006
論文種別: 特集論文 (無線システムの拡大を担うアンテナ・伝搬及び関連システムの論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
MIMO,  CSIフィードバック,  キャリブレーション,  インプリシットビームフォーミング,  

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あらまし: 
基地局におけるMultiple Input Multiple Output (MIMO)ではChannel State Information (CSI)推定を必要とし,一般に端末からのフィードバックによりこの情報を得る.この場合,伝送効率の低下が問題となる.この問題に対して上り回線の信号を利用して送信制御を実現するImplicit Beam Forming (IBF)が提案されている.しかしIBFでは,送受信回路の伝達関数を補正するキャリブレーションが必須となる.本報告では,CSIフィードバックを不要とし,任意の信号で,送信を停止することなくキャリブレーションが実現できる手法を提案する.提案法のハード構成及び動作原理を示すとともに,実験によるキャリブレーションの効果をアンテナアレーパターンを測定することによって明らかにし,提案法の有効性を示す.