移動体通信用逆L型プローブ給電水平偏波無指向性アンテナ

清水 隆行
鈴木 貴之
武田 茂樹
鹿子嶋 憲一
梅比良 正弘

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J99-B    No.9    pp.693-704
発行日: 2016/09/01
早期公開日: 2016/06/08
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2016APP0014
論文種別: 特集論文 (無線システムの拡大を担うアンテナ・伝搬及び関連システムの論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
LTE-Advanced,  水平偏波,  無指向性,  アンテナ,  Lプローブ,  

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あらまし: 
高速無線通信を実現するために,LTE-Advancedが実用化されている.このとき,通信容量の拡大やセルエッジでの通信速度の改善のために,マクロセルとスモールセルを併用する方式が提案されている.スモールセルにおいて,垂直偏波と水平偏波を用いた直交偏波無指向性アンテナを使用することにより,偏波ダイバーシチやMIMOの効果が期待できる.本報告では,Lプローブ給電による内部円筒導体と,円弧型の外部導体を用いた水平偏波水平面内無指向性アンテナを細径化も考慮して考案し,解析及び構造パラメータが特性に与える影響を評価した.また,提案する基本素子単体で,中心周波数3.5GHzにおいて,インピーダンス帯域がシミュレーションで約5.1% (VSWR≦1.5),実験で約4.9% (VSWR≦1.5)とよく一致する結果が得られた.更にアレー化により水平面内指向性偏差が約1.3dBに改善されることをシミュレーションにて確認した.