メタ・サーフェスの設計技術とアンテナ・伝搬への応用

堀 俊和  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J99-B   No.9   pp.646-654
発行日: 2016/09/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2016API0003
論文種別: 招待論文 (無線システムの拡大を担うアンテナ・伝搬及び関連システムの論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
メタ・サーフェス,  人工磁気導体,  高インピーダンス表面,  周波数選択板,  光学近似理論,  

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あらまし: 
メタ・サーフェスは,自然界には存在しない反射特性をもつ人工表面(超表面)のことであり,その表面に入射した電磁波の反射位相を制御できる特徴を有している.本論文では,メタ・サーフェスの基本構造と特性を示すとともに,設計・解析手法について概説する.次に,FSSを用いたメタ・サーフェスを取り上げて,光学近似理論を用いた簡易設計法を紹介し,AMCの低姿勢設計,PMC特性をもつメタ・サーフェス設計,偏波変換メタ・サーフェスの設計,反射角制御メタ・サーフェスの設計の四つの例について具体的設計法を明らかにする.更に,メタ・サーフェスのアンテナ・伝搬への応用として,アンテナの反射板,モノスタティックRCS低減反射板,伝搬環境改善のための反射板の三つの検討例を紹介する.