車体表面電界通信方式における伝搬特性及びその向上手法の検討

大平 将康  安在 大祐  王 建青  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J99-B    No.6    pp.424-431
発行日: 2016/06/01
早期公開日: 2016/03/02
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2016JBP3001
論文種別: 論文
専門分野: 電磁環境・EMC
キーワード: 
電界通信,  近傍界結合,  伝搬特性,  インピーダンス整合,  

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あらまし: 
自動車内の情報伝送において,ハーネスや無線の代わりに,導体となる車体表面に帯びた準静電界を媒体として,配線レスで情報を伝送することが考えられる.本研究では,実車体モデルに対し,電磁界シミュレーション技術を用いて,2.4 GHzの無線伝送との比較を行いながら車体表面電界通信を利用する優位性を示すとともに,その伝搬特性を定量的に示した.更に近傍界通信という特徴に注目し,送信側,車体,受信側を集中定数回路で近似的に表し,その回路特性を電磁界シミュレーションにより求め,送受信機内に適正な装荷インピーダンスを与えることで,伝送効率の向上を実現する送受信電極の回路構成を明らかにした.