ループ状無給電素子による反射板付ダイポールアンテナの広帯域化

佐々木 隆吉  長 敬三  吉原 龍彦  井原 泰介  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J99-B   No.2   pp.88-96
発行日: 2016/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
論文種別: 特集論文 (通信技術の未来を紡ぐ学生論文特集)
専門分野: アンテナ・伝搬
キーワード: 
広帯域化,  基地局アンテナ,  反射板付ダイポールアンテナ,  無給電素子,  ループ状無給電素子,  

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あらまし: 
反射板付きダイポールアンテナは,従来から移動通信用基地局アンテナに広く用いられている.本論文では,反射板付きダイポールアンテナの動作帯域の拡大を図るため,ループ状無給電素子を装荷する構成を提案する.無給電素子による広帯域化は,従来から検討及び実用化がなされている.本論文では,反射板付ダイポールアンテナの両端にループ状無給電素子を追加する方法について検討を行った.まず,ループ状無給電素子の形状や位置などによる動作帯域や共振周波数,放射指向性への影響を,モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより解析した結果を示す.また電流分布の解析により,動作原理を考察した結果について述べる.解析結果に基づいて製作したループ状無給電素子を配置した反射板付ダイポールアンテナの試作評価の結果も示し,提案構造及び解析結果の妥当性を示す.