既存カテゴリーの利用とクラウドソーシングによる食事画像データセットの自動拡張

河野 憲之  柳井 啓司  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J98-D   No.4   pp.585-597
発行日: 2015/04/01
早期公開日: 2015/01/09
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2014IUP0009
論文種別: 特集論文 (画像の認識・理解論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
食事画像,  “foodness”判別器,  ドメイン適応,  クラウドソーシング,  

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あらまし: 
本研究では,ドメイン適応を用いた既存の画像データセットを自動拡張する新しいフレームワークを提案する.特に,本研究では,食事画像データセットの自動拡張に焦点を当てる.食事は地域ごとに異なり,世界各地で食べられる食事種類は数えきれない.一般に食事画像データセットは地域ごとに作成されることが多く,日本の食事画像データセットは日本での食事画像認識システムの構築には利用できるが,他の地域の食事認識システムの構築にはそのままではデータセットとして不十分である.そこで,本研究では,普遍的な“foodness”判別器とドメイン適応による他の地域の既存の食事画像データを活用したクラウドソーシングのための新しい画像収集フレームワークを提案する.これは,自動で既存の食事画像データセットをもとに異なる食事文化の食事画像データセットを構築するだけでなく,クラウドソーシングに掛るコストも低減させる.実験では,ベースラインとの比較を行い,提案手法の有効性を示した.