変調信号入力時における整流回路変換効率解析

 裕翔  福田 豪  吉田 賢史  西川 健二郎  川崎 繁男  河合 邦浩  岡崎 浩司  橋 祥一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J98-C   No.12   pp.383-392
公開日: 2015/11/11
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 特集論文 (大学発マイクロ波論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
無線電力伝送,  無線情報電力伝送,  整流回路,  RF-DC変換効率,  ディジタル変調信号,  

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あらまし: 
本論文ではQPSK及び16QAM信号入力時の整流器動作についてCCDFを用いたPAPR解析を行い,変換効率と入力電力の関係を明らかにし,その動作原理を明らかにした.また,回路シミュレーション及び実測結果より解析結果の有効性を示した.つまり,高入力電力時にはPAPRの高い信号ほどダイオードのブレークダウン電圧以上の電圧がダイオードに印加されるためにRF-DC変換効率が低下し,一方で低入力時にはPAPRの高い電圧ほど瞬時的に高い電圧をダイオードに印加できるため変換効率が向上することを明らかにした.シミュレーション及び実測結果から,変調信号入力時のRF-DC変換効率はCW入力時と比較して,高入力電力時においては低下する一方で,低入力電力時においては変換効率が向上するという結論を得た.またQPSK及び16QAM入力時の変換効率をそれぞれ比較するとQPSK入力時の変換効率が16QAM入力時よりも高くなることを示した.