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相補な波源を用いたハイブリッド電磁界解析による材料評価
モハマド シャイフル ビン アブドル カリム 北澤 敏秀
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J98-C
No.12
pp.356-365 公開日: 2015/11/11 Online ISSN: 1881-0217
DOI: 論文種別: 特集論文 (大学発マイクロ波論文特集) 専門分野: キーワード: ハイブリッド電磁界解析法, 複素誘電率, 複素透磁率, 逆問題, ガレルキン法,
本文: PDF(1.6MB)>>
あらまし:
従来の間隙電界を波源とするハイブリッド電磁界解析法の代わりに,相補な間隙磁界を波源とした解析法を提案し,導波管内に装荷された試料からの散乱電磁波の解析を行った.ガレルキン法を用いた数値解析により,間隙電界を波源とする解析法と同様に効率良い複素透過係数の算出が可能である.また,これら相補な波源による複素透過係数の大きさ,位相角の数値解は基底関数の項数を充分に大きくとると,真値の上下から一様に漸近し,誤差範囲の特定に有効である.この電磁界解析に基づく複素誘電率,透磁率の同時評価法は初期値変動に対し強いロバスト性を有し,初期値が大きくずれている場合でも,少ない繰り返し回数で速やかに収束し,効率的な材料評価法である.
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