折返し逆L形アンテナの広帯域化

野口 啓介  牧野 滋  廣田 哲夫  伊東 健治  
(アンテナ・伝播研究専門委員会推薦論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J98-B    No.6    pp.509-516
発行日: 2015/06/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ・伝搬
キーワード: 
折返し構造,  逆L形アンテナ,  広帯域化,  最大比帯域幅,  等価回路,  

本文: FreePDF(1.2MB)

あらまし: 
折返し逆L形アンテナ(FILA)について,その等価回路をもとに周波数の変化率の関数として入力アドミタンスの理論式を求め,広帯域化に必要な二重共振特性が得られる条件によりシステムでの許容VSWRに対する最大比帯域幅を求めている.FILAが従来の逆L形アンテナ(ILA)に比べ,許容VSWRが2の場合に 倍の帯域幅をもつことを示すとともに,最大比帯域幅を得るために必要となる折返し構造での伝送線路の特性インピーダンスを求め,許容VSWRとアンテナのQ値との関係を求めた.理論式の検証としてシミュレータを用いた数値解析を行い,試作実験により確認している.