最大クリーク問題を用いた複数等質テスト自動構成手法

石井 隆稔  ソンムァン  ポクポン  植野 真臣  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J97-D    No.2    pp.270-280
発行日: 2014/02/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 教育工学
キーワード: 
項目反応理論,  eテスティング,  複数等質テスト自動構成,  最大クリーク問題,  

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あらまし: 
本論文では,複数等質テストを自動構成する新しい手法を提案する.複数等質テストとは,それぞれのテストに含まれるテスト項目は異なるが,統計的な性質(例えば,得点分布や項目反応理論に基づく情報量等)が等しいテスト群である.本手法の特徴は,与えられたアイテムバンクから最大数の複数等質テストを構成できることである.具体的には,複数等質テスト構成を最大クリーク問題として解き,等質テスト間に項目の重複を許した条件でもテスト構成が可能な手法を提案する.これにより構成可能なテスト数を,重複を許さない場合に比べ,大きく増加させることができる.しかし,提案手法は計算コストが高く,大規模なアイテムバンクでは計算を打ち切る必要がある.本論文ではシミュレーション及び実データを用いた実験を行い,計算を打ち切った場合でも,本手法が他手法より多くのテストを構成できることを示した.