複素誘電率と複素透磁率の広周波数帯域同時測定

北原 直人  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J97-C   No.5   pp.225-232
公開日: 2014/04/14
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: 電子材料
キーワード: 
反射法,  空洞同軸管,  複素誘電率,  複素透磁率,  誘電体・磁性体複合セラミックス材料,  

本文: PDF(1.3MB)>>
論文を購入




あらまし: 
終端を短絡した空洞同軸管を用いた反射法により,誘電体・磁性体複合セラミックス材料の複素誘電率と複素透磁率を,数MHzから10GHzの帯域で,一つの試料で同時に測定した.また,その誤差の程度についても検証し,反射係数の測定精度が3桁の場合,複素比誘電率の実数部と虚数部及び複素比透磁率の実数部と虚数部の,各々の大きい方の値に対して2%以下の精度で,また,小さい方の値に対しては,大きい方の値と同じ桁の精度で評価が可能であることを明らかにした.この結果,本評価方法が,電磁波吸収体用素体等の広帯域を対象とし,大きな誘電損失,磁気損失を必要とする材料の評価に対して有効であることを明らかにした.