共振型CMOSプッシュプッシュ2逓倍器の設計

安達 拓史  本良 瑞樹  片山 光亮  高野 恭弥  天川 修平  吉田 毅  藤島 実  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J97-C   No.12   pp.484-491
公開日: 2014/11/13
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 特集論文 (大学発マイクロ波論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
CMOS,  ミリ波,  周波数逓倍器,  

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あらまし: 
MOSFETの最大発振周波数付近あるいはそれ以上の信号を生成するには,逓倍器が必要である.しかし,最大発振周波数近くでは,変換損失が大きく,出力電力を大きくとることが難しい.本研究では,差動信号を入力とする二つのMOSFETのドレイン同士を直結して第2高調波を出力するプッシュ-プッシュ型2逓倍器の高出力化を行うために,二つのMOSFETのドレイン間に伝送線路を挿入し,基本周波数の信号を共振させゲート電圧振幅を大きくする構成を提案する.ゲート電圧振幅を大きくすることで,2次ひずみの増加が期待できる.このようにして2逓倍器の変換損失を小さくすることにより,最大発振周波数以上の信号の出力電力を向上させることができるようになる.