マイクロ波帯域において高感度な光電界センサ

日高 直美  菅間 秀晃  土屋 明久  辻野 真吾  石田 武志  橋本 修  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J97-B   No.3   pp.253-262
発行日: 2014/03/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (光応用電磁界計測技術の最新動向論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
光電界センサ,  対数周期,  アンテナアレイ,  光導波路,  電磁界シミュレーション,  

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あらまし: 
LPDA(Log-Periodic Dipole Antenna Array)型光電界センサの感度を向上させるため,アンテナアレイ及び電極の最適構造を検討した.その前提として,光導波路を反射式とし,アンテナアレイ部分を光導波路とは異なる材料で作製する方式とし,アンテナエレメントを電磁界シミュレーションが容易な程度の30対とした.光導波路を反射式として感度を高めるためには,光が各アンテナエレメントの電極位置と反射点の間の往復に要する時間とそのアンテナエレメントが半波長共振するときの周波数との積が2πに近い値でなければならない.これらの条件で電磁界シミュレーションによって各々のアンテナエレメントに印加される電極電圧の振幅及び位相を明らかにし,文献[1]で示した位相変化量を表す式を基本として計算された感度と,このシミュレーションを基に試作した光電界センサの感度がほぼ一致することが確認された.そして,その光電界センサがマイクロ波帯域のEMI測定に利用可能であることが確認された.