無線分散ネットワークにおけるリンク品質情報収集のための圧縮センシング・圧縮伝送手法

須崎 修平  岡田 啓  小林 健太郎  片山 正昭  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J97-B   No.10   pp.939-948
発行日: 2014/10/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: ネットワーク
キーワード: 
無線分散ネットワーク,  リンク品質,  情報収集,  圧縮センシング,  圧縮伝送,  

本文: PDF(973.1KB)>>
論文を購入




あらまし: 
自律分散型の無線ネットワークでは各ノードが自律的にルーティングを行わなければならなく,また,ネットワーク構成を無線で実現しているため,常に変化する電波の強度や環境に合わせて最適な通信経路を選択する必要がある.そのルーティング手法として定期的にネットワークの各リンクの情報を収集し,ネットワークの状態を把握することで最適な通信経路を選択する方法がある.情報収集の手法としてフラッディングが考えられるが,ネットワーク内のトラヒックが増大してしまうという問題がある.本論文では,リンク品質情報収集に要するトラヒック量の新たな削減手法の可能性を示すため,圧縮センシングを適用することで収集するリンク品質の情報量削減を図る.更に圧縮センシングを用いず,圧縮したリンク品質情報を伝送する手法を提案する.そして,提案手法の圧縮・復号後のリンク品質誤差の通信経路選択時の影響について評価する.