ランダムなネットワークトポロジーのラック配置最適化に関する研究

藤原 一毅  鯉渕 道紘  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J96-D   No.8   pp.1903-1912
発行日: 2013/08/01
Online ISSN: 1881-0225
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 情報ネットワーク
キーワード: 
相互結合網,  ランダムトポロジー,  配線長,  レイアウト,  ハイパフォーマンスコンピューティング,  

本文: PDF(1.2MB)
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あらまし: 
スーパコンピュータの大規模化が進むにつれ,通信遅延が並列アプリケーションの性能に及ぼす影響が無視できなくなっている.このため,高次数スイッチを前提とした低遅延なネットワークトポロジーの活用が注目されている.これまでの研究で我々は,ランダムなショートカットリンクをもつトポロジーが低遅延性の点で優れていることを明らかにした.このようなランダムトポロジーは,一方で,ハイパキューブなどの規則的なトポロジーに比べて配線が非常に長くなるという問題を抱えていた.本研究において我々は,(1)不均一なランダムショートカットリンクを単純なトポロジーに付加し,(2)ラックレイアウトを施設配置問題として最適化することで,低遅延性を維持したまま総配線長を最大29%削減できることを示す.