車の走行映像提示中の閉眼時間とサッカードに基づく入眠予兆検出

疋田 真一
板岡 毅
小野 貴彦
小林 康秀
齊藤 充行

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J96-D    No.4    pp.1058-1067
発行日: 2013/04/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 生体工学
キーワード: 
覚醒水準,  閉眼動作,  サッカード,  実時間評価,  入眠予兆,  

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あらまし: 
実時間で入眠予兆を検出するため,高速道路を走行する映像を提示したときの閉眼時間とサッカードの特性及び視覚刺激に対する反応時間について調べた.その結果,視覚刺激に対する反応時間のパフォーマンス低下前に過去30秒間の累積閉眼時間は増加すること,サッカードの平均ピーク速度は閉眼時間の増加に先行して減少傾向を示すことが分かった.10秒間隔で計算される平均ピーク速度の最小値の時間推移から覚醒水準評価を試みたところ,実験開始後3分間の平均閉眼時間を基準として検出した閉眼時間の増加開始時刻より早く入眠予兆を検出できることが分かった.以上のことから,閉眼時間とサッカードのピーク速度を用いた検出法を組み合わせることで入眠予兆を実時間で段階的に評価できる可能性が示された.