ディレクトリ優先方式における効果的な優先ディレクトリ設定法の提案と評価

土谷 彰義  松原 崇裕  山内 利宏  谷口 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J96-D   No.3   pp.506-518
発行日: 2013/03/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 特集論文 (学生論文特集)
専門分野: ソフトウェアシステム
キーワード: 
ディスクキャッシュ,  入出力バッファ,  オペレーティングシステム,  ディレクトリ,  ファイル,  

本文: PDF(952.4KB)>>
論文を購入




あらまし: 
利用者が優先して実行したい処理(優先処理)の実行時間を短縮する方式として,ディレクトリ優先方式を提案した.この方式は,優先処理が頻繁にアクセスするファイルを直下に多く有するディレクトリを優先ディレクトリとし,優先ディレクトリ直下のファイルを優先的にキャッシュする.しかし,優先処理の動作内容に関する知識をもたない場合,優先ディレクトリを適切に設定することは難しい.そこで,本論文では,効果的な優先ディレクトリを設定する手法を提案する.本設定法は,優先処理のファイルアクセスに関する情報から,ディレクトリの重要度を算出し,この重要度が高いディレクトリを優先ディレクトリに設定する.また,評価により,本設定法が,ファイルアクセス頻度の高いディレクトリを優先ディレクトリとして設定でき,優先処理の実行時間を短縮できることを示す.