無線センサネットワーク用指向性MACプロトコルにおけるセクタ内衝突回避方式

甲斐 祐弥  山口 啓  宮路 祐一  上原 秀幸  大平 孝  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J96-B   No.12   pp.1355-1364
発行日: 2013/12/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (知的環境を実現するセンサネットワークの基盤と応用技術論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
無線センサネットワーク,  可変指向性アンテナ,  省電力化,  高スループット化,  MACプロトコル,  

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あらまし: 
可変指向性アンテナを用いたMAC(Medium Access Control)プロトコルの一つであるSAMAC(Sectored Antenna MAC)は,同一セクタグループのノードと指向性隠れ端末により衝突が発生しスループットが劣化する.また,他ノードの通信時のアイドルリスニングにより無駄な電力消費を招く.本研究では,同一セクタグループで起こる上記の問題を解決するために全方位性RTS(Request To Send)方式とセクタ内スロット割当方式を提案する.全方位性RTS方式は,全方位性ビームを利用した仮想キャリアセンスにより同一セクタグループの端末のみが送信を抑制する方式である.セクタ内スロット割当方式は,各送信ノードの送信タイミングを受信ノードが決定する方式である.計算機シミュレーションにより,SAMACに比べ両提案方式のスループット,消費エネルギーの特性が改善されていることを示す.