コヒーレントOTDRで取得した光ファイバ中のレイリー散乱波形に基づく高精度長距離温度分布測定

東郷 明雄  飯塚 裕太  島野 良介  泉田 史  小山田 弥平  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J95-B   No.2   pp.337-345
発行日: 2012/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (通信技術の未来を切り拓く学生論文特集)
専門分野: 計測,探査
キーワード: 
ファイバセンサ,  温度分布測定,  ひずみ分布測定,  レイリー散乱,  コヒーレントOTDR,  

本文: FreePDF(649.1KB)


あらまし: 
筆者らは先にコヒーレントOTDRで取得した光ファイバ中のレイリー散乱波形に基づくひずみと温度の分布測定法を提案し,非常に高精度な測定が可能なことを示した.本論文では,本測定法の可能性を見極めることを目的として行った実験と数値シミュレーションの結果を報告する.センシング用ファイバを延長しつつ温度の分布測定実験を行い,40 kmまでのファイバについて距離分解能1 m,温度精度0.01 による測定を実現した.また,光ファイバのわずかな複屈折及び非線形光学効果(4光波混合)が測定に及ぼす影響を明らかにした.これらの結果をもとに,本測定法で期待できるひずみと温度の分布測定性能を予測した.