|
本文PDFファイルを閲覧するには,ログインする必要があります.
左メニューよりログインして下さい.
|
近接配置基地局アレーアンテナの相互結合抑圧法
西村 一輝 金澤 潤 鹿子嶋 憲一 武田 茂樹
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J95-B
No.11
pp.1594-1598 発行日: 2012/11/01 Online ISSN: 1881-0209
DOI: Print ISSN: 1344-4697 論文種別: レター 専門分野: キーワード: MIMO, 給電回路, アレーアンテナ, フェージング相関係数,
本文: PDF(729.5KB)>>
あらまし:
2偏波共用アンテナを1本のレドーム内にオーバラップして構成する 4 × 4 MIMOを想定した場合,素子間相互結合の影響による相関係数の上昇が大きな問題となる.移動端末アンテナの場合のように,到来波角度分布が一様と仮定できる伝搬環境では,設計周波数において相関係数及び放射効率を同時に最適化できる整合給電回路が求められている.一方基地局に対する到来波角度分布は一般に狭い角度範囲に集中することになり,アンテナ間の相関係数はこの分布を前提に求めることになる.本論文では一様な環境で求めた給電整合回路を,到来波分布の異なる基地局アレーアンテナに適用した場合のフェージング相関係数を求め,この給電整合回路がアレーアンテナ間隔が狭く,基地局-端末間距離が近い場合に有効であることを示した.
|
|
|