OFDMシステムにおけるサブキャリヤヌリング規範に基づくブラインドアレーアンテナの干渉抑圧能力

長谷野 大祐  中村 一彦  宮嶋 照行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J95-B   No.11   pp.1558-1566
発行日: 2012/11/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ・伝搬
キーワード: 
ブロック伝送,  ビーム形成,  ブロック間干渉,  ダイバーシチ,  SN比最大化,  

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あらまし: 
直交周波数分割多重(OFDM)では,遅延波の遅延時刻がサイクリックプリフィックス長を超えるとブロック間干渉(IBI)が残留し深刻な性能劣化が起こる.本論文では,ヌルサブキャリヤに対応するFFT出力電力最小化に基づくアレーアンテナを用いたブラインドIBI抑圧法の干渉抑圧能力を解析している.Post-FFT型とPre-FFT型アレーの両方式について,IBIを完全に抑圧できることを理論的に示す.またPost-FFT型アレーでは,各データサブキャリヤのFFT出力SN比を最大にできることを示す.Post-FFT型アレーはPre-FFT型アレーに比べて優れており,最大比合成ダイバーシチに近い性能をもつことをシミュレーション結果は示している.