スカッフォールディングによる参加型センシング環境の強化

木實 新一  笹尾 知世  藤田 秀之  有川 正俊  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J95-B   No.11   pp.1388-1395
発行日: 2012/11/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 招待論文 (ユビキタス・センサネットワークを支えるシステム開発論文特集)
専門分野: センサネットワーク
キーワード: 
参加型センシング,  学習支援,  スカッフォールディング,  

本文: FreePDF(1.1MB)


あらまし: 
人手を介して実世界の情報を収集する参加型センシング環境においては,人とセンサが一体となったセンシングシステムの能力が問題となる.本論文では,スカッフォールディングの概念に基づき,データ収集ツールに学習支援機構を統合することによってセンシングシステムの能力を高める手法について論ずる.我々は,文献調査とフィールドにおけるインフォーマルな観察に基づき,参加型センシングにおける参加者とツールの役割を吟味し,更にタブレット型のデータ収集ツールを開発し参加者の分散協調によるスカッフォールディングの可能性を探るための初歩的な実験を行った.これに基づき,参加型センシング環境におけるスカッフォールディングフレームワークの可能性について議論する.