ALU間の接続を制限したアレー型リコンフィギュラブルプロセッサのための命令スケジューリング手法

小曽根 真
平松 達夫
前田 裕

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J94-D    No.10    pp.1604-1611
発行日: 2011/10/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 計算機システム
キーワード: 
リコンフィギュラブルプロセッサ,  ALUアレー,  データフローグラフ,  命令スケジューリング,  

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あらまし: 
近年,様々なリコンフィギュラブルプロセッサが開発されており,各々のプロセッサに適したコンパイラの開発も同時に行われている.我々は,ALUの出力先を下段の隣接する3個のALUのみに制限したアレー型リコンフィギュラブルプロセッサを提案している.本論文では,このようなリコンフィギュラブルプロセッサに適した命令スケジューリング手法を提案し,評価を行う.提案手法は,まず,ソースプログラムから生成されたデータフローグラフをプロセッサに適合する複数のデータフローグラフに分割する.そして,分割されたデータフローグラフをプロセッサへの適合性を維持したまま結合することでプロセッサに適したデータフローグラフを生成する.提案手法の評価ではリストスケジューリング手法と比較を行った.その結果,提案手法は,リストスケジューリング手法に対して,データフローグラフの段数が76~98%,メモリに一時的に格納するデータの数が14~47%となり,提案手法が有効な手法であることを確認した.