ラットレースを用いた3方向ビーム切換小形給電マトリックス回路

辻 正敏  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J94-B   No.3   pp.484-486
発行日: 2011/03/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: レター
専門分野: 
キーワード: 
QTBM,  HTBM,  移相器,  フェイズドアレーアンテナ,  給電回路,  

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あらまし: 
1入力4出力のフェイズドアレーアンテナの小形給電マトリックス回路を紹介する.この回路の特徴は,アンテナ間の位相差を,スイッチの設定により+90°,-90°,0°に切り換えることができるため,4エレメントのアレーアンテナのビーム方向を,ボアサイト方向を含む3方向に切り換え可能である.各アンテナのパワーレベルは均一に入力信号の1/4である.この回路で使われる主要部品は,ラットレース回路二つと,3方向切換スイッチ一つであり,その構造はシンプルである.この回路のサイズは,誘電率3.3の3層基板を用いた場合,46×55 mmであり,従来の回路より小形にすることができる.