グラフコストの逐次更新を用いた映像顕著領域の自動抽出

福地 賢  宮里 洸司  赤嶺 一馬  木村 昭悟  高木 茂  大和 淳司  柏野 邦夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J93-D    No.8    pp.1523-1532
発行日: 2010/08/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 特集論文 (画像の認識・理解論文特集)
専門分野: 画像映像解析
キーワード: 
映像分割,  顕著度,  マルコフ確率場,  最大事後確率推定,  グラフカット,  

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あらまし: 
本論文では,映像中から顕著な領域を自動的,高速かつ高精度に抽出するための方法を提案する.提案手法では,以下の2点により高速かつ高精度な自動抽出を実現している.(1)グラフカットに基づく画像分割手法に,入力画像の各位置が抽出すべき領域である確率を示す事前確率を顕著度に基づいて与える処理を導入し,分割の自動化を実現する.(2)過去の分割結果に基づいて事前確率と特徴量ゆう度を逐次的に更新する処理を導入し,安定性の高い分割を実現する.実験により,全自動処理である提案手法が,手動・半自動処理に基づく既存手法と比較して,精度を大きく犠牲にすることなく,かつ圧倒的に高速に領域を抽出できることを示す.