PAM,ASK及びQAMにおけるタイミングジッタの解析

宮内 一洋  若林 勇  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.8   pp.1051-1060
発行日: 2010/08/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
PAM,  ASK,  QAM,  2乗・PLL,  タイミングジッタ,  

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あらまし: 
雑音が存在するPAM,ASK及びQAM方式のタイミングジッタを解析し,ジッタPSDの一般的表示式を得た.また,その特殊ケースとしてコサインロールオフ帯域制限におけるジッタ分散を計算した.タイミング回路は2乗素子とPLLを用いる構成である.ここで得られたジッタPSDはSS,SN及びNNの3成分からなる.SSは信号自身のクロスプロダクトによる成分,SNは信号と雑音のクロスプロダクトによる成分,NNは雑音自身のクロスプロダクトによる成分である.SSはSNRには依存しないが,変調データのモーメントに依存する.SNはSNRに逆比例するが,変調データのモーメントには依存しない.NNはSNRの2乗に逆比例するが,変調データのモーメントには依存しない.QAMのSSはPAM及びASKのそれの1/2である.ASK及びQAMのSNはPAMのそれの1/2である.ASK及びQAMのNNはPAMのそれの1/2である.