逐次除去型干渉キャンセラを適用したMMSE-ZPブロック等化における推定伝送路のパス選択効果

小寺 康平  古川 浩  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.7   pp.987-996
発行日: 2010/07/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
MMSE-ZP,  Zero Padding,  計算量削減,  伝送路推定,  パス選択,  

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あらまし: 
筆者らはブロック先頭部に付加するGI (Guard Interval)を無信号とするブロック信号伝送法であるZP (Zero Padding)伝送において,MMSE基準による適応等化(MMSE-ZP)と逐次除去型ブロック間干渉キャンセラ(IIBIC:Iterative Inter-block Interference Canceller)により,良好な等化特性を得ることを示した.しかしながら等化処理には多くの計算量を必要とし,装置構成が複雑となる問題があった.本論文はマトリックス演算にかかる計算量を低減するための手法について検討を行った.提案手法は,従来のMMSE-ZPに比べてマトリックス演算量を1/5に低減し,なおかつ干渉キャンセラを実装したPIE (Pseudo-Inverse Equalizer),及びSC-FDE (Single-Carrier Frequency Domain Equalizer)に比べ良好な等化性能を発揮することを示す.