多相式高降圧コンバータの定常特性

阿部 孔介  西嶋 仁浩  原田 耕介  鍋島 隆  佐藤 輝被  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.3   pp.553-563
発行日: 2010/03/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 電子通信エネルギー
キーワード: 
マルチフェーズ,  降圧形コンバータ,  VRM,  低電圧大電流,  MPU,  

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あらまし: 
現在,マイクロプロセッサ(MPU)用電源として用いられている多相式コンバータは,電力効率を改善することが容易ではなく,また,各相の電流をバランスさせる複雑な制御が必要である.そこで本論文では,分圧用キャパシタを挿入した新しい多相式コンバータを提案する.2相構成の場合,従来方式に比べて,(1) 2倍の降圧比が得られる,(2)スイッチング時のスイッチ素子両端電圧が半減する,(3)リプル電流が減少する等の特徴が得られるため,電力効率を大幅に改善できる.また,分圧用キャパシタは,各相の電流を自動的にバランスする機能をもつ.これらの利点は,相数を増やすことで更に向上させることができる.