ネットワーク移動を支援する移動透過通信アーキテクチャのスケーラビリティ評価

森廣 勇人  岩田 裕貴  前田 香織  相原 玲二  井上 博之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.2   pp.201-210
発行日: 2010/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (通信の未来を担う学生論文特集)
専門分野: ネットワーク
キーワード: 
IPモビリティ,  ハンドオーバ,  シグナリング,  スケーラビリティ,  

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あらまし: 
移動透過通信ではホストやネットワークの移動透過性を実現するために2種類の負荷が発生する.ホスト間通信に含まれるトラヒックオーバヘッドとハンドオーバ時のケアオブアドレスの管理など制御情報のシグナリング負荷である.本論文では,ネットワーク移動を支援するNEMO,MAT(Mobility Support Architecture and Technologies)のアーキテクチャで発生するトラヒックオーバヘッドとシグナリング数を定式化した.また,多数のホストが移動した場合に負荷が顕著となる,アドレス管理装置におけるシグナリングの処理性能を,複数のアーキテクチャについて実装し実験的に比較した.その結果,シグナリング当りの処理負荷が方式により大きく異なるため,移動透過通信アーキテクチャのスケーラビリティをシグナリングの数だけで評価することはできないことが分かった.