時間周波数分散通信路におけるBFDM/OQAMのためのカルマン通信路推定器

モンゴル バヤルプレブ  山里 敬也  片山 正昭  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.10   pp.1466-1480
発行日: 2010/10/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
時間周波数分散通信路,  BFDM/OQAM,  通信路推定,  カルマンフィルタ,  

本文: PDF(958KB)>>
論文を購入




あらまし: 
陪直交周波数分割多重/オフセットQAM (BFDM/OQAM)はガウス形パルスを採用することができるため,ガードインタバルを用いなくても符号間干渉(ISI)とキャリヤ間干渉(ICI)を抑圧できる.しかし,端末が高速移動している時間周波数分散通信路では通信路の状態も高速に変動する.通信路の状態を推定・追従するためには通信路推定器のトレーニング系列を頻繁に伝送する必要があり,効率が悪い.そこで,本論文では通信路の変動を追従できるBFDM/OQAMのためのカルマン通信路推定器を提案する.とりわけ,カルマンフィルタを設計するために必要となる状態方程式と測定方程式の導出について述べていく.BFDM/OQAMの送受信機モデルは,オフセットを行わないBFDM,パルスシェーピングOFDM,そして 従来のOFDMを包含する.したがって,本論文で導出する状態方程式と測定方程式は,BFDM/OQAMだけでなく,BFDM,パルスシェーピングOFDM,そして従来のOFDMへも適用できる.