非剛体物体の形状変化と運動変化の主成分分析に基づくパーティクルフィルタの効率化

満上 育久  角所 考  美濃 導彦  
(第11回画像の認識・理解シンポジウム推薦論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J92-D   No.8   pp.1270-1278
発行日: 2009/08/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 特集論文 (画像の認識・理解論文特集)
専門分野: 追跡・位置合わせ
キーワード: 
トラッキング,  パーティクルフィルタ,  主成分分析,  非剛体物体,  

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あらまし: 
本論文では,パーティクルフィルタによる非剛体物体のトラッキングにおいて,効率的なパーティクル生成を実現する手法を提案する.パーティクルフィルタは,物体の運動や形状をパラメトリックに記述し,そのパラメータを逐次推定する手法だが,非剛体物体の場合は,それらのパラメータ間に相関性がある場合があるにもかかわらず,それらをすべて独立に推定するために効率が悪い.そこで本論文では,オフライン段階でゆっくり正確なトラッキングを行ってその物体の形状変化と運動変化の相関関係を主成分分析で学習しておき,オンライン実行時にはその学習結果に従って適切にパーティクルを生成することでパーティクル数を削減し,高速・安定なトラッキングを実現している.水槽で泳ぐ金魚を対象として実験を行い,提案手法の有効性を確認する.