探索位置の予測による時系列データの高速類似区間検出

大盛 善啓  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J92-D    No.6    pp.810-821
発行日: 2009/06/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像・映像処理
キーワード: 
部分信号探索,  繰返し検出,  時系列アクティブ探索法,  探索位置予測,  スキップ可能領域,  

本文: PDF(447.1KB)>>
論文を購入



あらまし: 
本論文では二つの時系列信号から任意の位置の類似区間を高速に探索する手法を提案する.この問題は部分信号探索と呼ばれ,西村らによる高速化手法(RIFAS法)が知られている.RIFAS法では二次元探索空間上の任意の1点の類似度が求まると,その周囲に照合を省略できるスキップ可能領域が存在することを示し,探索空間をスキップ可能領域か類似点で敷きつめる問題として部分信号探索を定式化した.しかし,RIFAS法ではスキップ可能領域の半分以上が重なるために効率が悪かった.そこで,提案手法はスキップ可能領域の重なりを狭くする探索位置を予測することによって探索を高速化する.映像探索では提案手法はRIFAS法より2.5~4.7倍程度高速である.提案手法はテレビ番組の繰返し構造の解析に応用できる.