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視覚障害者用スクリーンリーダのフォネティック読みに関する研究―中学生の語彙特性を考慮した説明用英単語の選択―
渡辺 哲也 佐々木 朋美 青木 成美 永井 伸幸
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J92-D
No.5
pp.618-627 発行日: 2009/05/01 Online ISSN: 1881-0225
DOI: Print ISSN: 1880-4535 論文種別: 論文 専門分野: 教育工学 キーワード: 視覚障害者, スクリーンリーダ, フォネティック読み, 単語親密度, ローマ字表記,
本文: PDF(413.8KB)>>
あらまし:
視覚障害者用スクリーンリーダソフトには,アルファベットを1文字ずつ正しく聞き取らせるため,当該アルファベットを頭文字にもつ単語で説明する「フォネティック読み」が装備されている.既存のスクリーンリーダの多くは,NATO phonetic alphabetをフォネティック読みに採用している.しかし,その単語の中には,日本人の子どもには馴染みが低いと思われる単語や,発音だけからでは日本人がつづりを正確に想起できないと考えられる単語などがある.スクリーンリーダのユーザとして中学生を想定し,現在のフォネティック読みを彼らが理解できるかどうか,改良するならどのような単語を使うのがよいかを,中学生を対象とした英単語頭文字筆記及び親密度評定調査を通じて検討した.その結果をもとに,中学生の利用に適したフォネティック読み単語の一覧を提案した.
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