『蛍狩り計測法』:レンズの球面収差によるリング像の形成とそのハフ変換を利用した単眼多点3D位置計測

瀬古 保次  佐口 泰之  堀田 宏之  伊與田 哲男  輿水 大和  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J91-D   No.8   pp.2121-2128
発行日: 2008/08/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
画像計測,  光計測,  レンズ収差,  単眼カメラ,  ハフ変換,  カルマンフィルタ,  

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あらまし: 
球面収差の大きいレンズを搭載した単眼カメラにより点光源をリング像として撮像し,そのリング像の中心位置と直径を求めて光源の3D位置を測定した.この位置計測法では,リング像の直径と中心位置が光源の方向と距離とを各々決定するので,光源の3D座標が求められる.リング像の中心位置と直径は,ある長さの線分をそのエッジ点に沿って移動させながら線分内の3点によるハフ変換を行って検出した.また,速度と加速度を考慮したカルマンフィルタによりランダムに動く個々のリング像の位置を予測し,リング像を識別しながら追跡した.これらの結果,安定して多数の光源を識別しながらリアルタイムにその3D位置を計測することができた.点光源の動きが蛍に似ていることから,この計測法を『 蛍狩り計測法 』と命名した.