衛星搭載アンテナパターンの短時間測定法と技術試験衛星VIII型搭載ビーム形成装置の軌道上評価結果

鈴木 義規  今泉 豊  大幡 浩平  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J91-B   No.12   pp.1569-1577
発行日: 2008/12/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (安心・安全な社会を支える衛星通信とその応用技術論文特集)
専門分野: アンテナ
キーワード: 
ビーム形成装置,  アンテナパターン測定,  衛星搭載機器,  

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あらまし: 
技術試験衛星VIII型(ETS-VIII,きく8号)は,21世紀初頭に必要とされる基盤技術の開発・実験を目的とした衛星であり,携帯端末による移動体通信を実現するため大型展開反射鏡とアクティブフェイズドアレー給電系が搭載される.NTTは給電系を構成するビーム形成装置(BFN:Beam Forming Network)を開発している.本論文では,アンテナパターン測定を実施して,BFNを含めた搭載アンテナ全体の評価により,BFNの軌道上評価を行う.そのために衛星運用上の制約条件を考慮した新たなアンテナパターン測定法を提案する.提案手法の特徴は,短時間で所定の精度のアンテナパターン測定を可能にすることであり,複数地点での同時測定と測定誤差補正法で構成される.ここで提案した手法によりアンテナパターンを測定した結果,BFNが軌道上で正常に動作していることを確認した.